茨城県ひたちなか市に酒列磯前(さかつらいそさき)神社があります。
海沿いにあることから潮風を感じることもできて、心地よい神社です。
宝くじの時期には、参拝者が多く訪れる酒列磯前神社へのアクセス方法を紹介します。
酒列磯前神社へのアクセス方法
酒列磯前神社は茨城県ひたちなか市にある神社です。
海のそばにある神社なので、この参道をあるいていくと、海を眺めることができます。
とても気持ちの良い風が通る神社です。
この酒列磯前神社へのアクセス方法は、勝田駅から車で約30分のところにあります。
近隣には、ひたちなか国営海浜公園やホテルニュー白亜紀があります。
太平洋沿いなので、初詣の際も、多くの人が海沿いで初日の出を拝み、酒列磯前神社を参拝しています。
酒列磯前神社の駐車場
酒列磯前神社の周辺の道路は、広くて安心というわけではありません。
住宅地の中にあるので、車の運転には注意が必要です。
信号のない交差点なので、譲り合いの精神で進みます。
鳥居の隣の道(←の示す方向に左折する)と駐車場へ続く道があります。
鳥居の隣の道を進んでいくと、酒列磯前神社の専用駐車場があります。
この鳥居の隣の道は、大変狭くなっているので注意が必要です。
最近はここに、警備員がいて下さり、誘導案内してくれているので大変助かっています。
大変広い駐車場ですが、参拝者が多い時は満車になるほど、
人気のある神社です。
酒列磯前神社の紹介
酒列磯前神社は海の近くにあり、本殿に向かって歩いているときも、海を見ることもできます。
また、鳥居をくぐり、雄大な木々のトンネル歩いていきます。
酒列磯前神社への参道の紹介
日差しを遮ってくれるので、夏の暑い日も木々のトンネルを歩いていると、海の潮風を感じ、涼しさを体感することができます。
鳥居をくぐると、木々のトンネルが続きます。
木々のトンネルを歩いていると、トンネルを作っている1本1本の木の幹の迫力に魅了されます。
自然の力、植物の生命力、とても気持ちの良い新鮮な空気を感じる場所です。
木々のトンネルを歩いていると、途中左側から参道に続いている道があります。
覗いてみると、海が見える鳥居が静かに凛と佇んでいます。
潮風がこの場所まで届いて、海風も寒いと感じることもある場所です。
この鳥居からの景色も素晴らしく、多くの参拝者がここで立ち止まるほどの穴場です。
酒列磯前神社の本殿
木々のトンネルの参道を歩いていくと、本殿が目の前に現れてきます。
木々のトンネルが終わると、目の前が日の光で明るくなります。
酒列磯前神社の神様は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大名持命(おおなもちのみこと)です。
創建は、平安時代・西暦856年ということで歴史の古い神社です。
酒列磯前神社と徳川斉昭公のつながり
水戸藩9代藩主の徳川斉昭公がヤンサマチという競馬祭を見物する際に腰をかけたと言われる石があります。
この徳川斉昭公が腰かけた石が境内に大切に残されています。
本殿の拝殿にはリスとぶどうの彫刻は、
日光東照宮の『眠り猫』を制作した左甚五郎(ひだりじんごろう)の作と伝わっている彫刻作品です。
徳川家ともゆかりがあることがわかります。
酒列磯前神社の幸運の亀
酒列磯前神社には、『幸運の亀』の石像が有名です。
宝くじの高額当選者の方が寄贈し、参拝して亀の石像に触ると御利益があると評判ということです。
酒列磯前神社のご祈祷の中に、『宝くじ当選祈願』がありました。
酒列磯前神社では、ジョイフル本田ニューポートひたちなか店内の宝くじ売り場ジョイフル本田チャンスセンターにおいて、当社神職と巫女が売り場で祈願祭を行っているといいます。
年末ジャンボ発売日に以後一年間の高額当選券発売と多くの方々が当選しますようにと、
お店側からのご祈祷の依頼ということで、執り行っているようです。
調べていくと、酒列磯前神社の宝くじ当選祈願ご祈祷のツアーが存在することがわかりました。
「宝くじの当たる神社」として 有名な「酒列磯前(さかつらいそさき)神社」へ
当選総額なんと60億円以上!商売繁盛の神様「えびす様」(少彦名命)を祀った酒列磯前へ。 なんとこの神社では「宝くじ当選祈願」のご祈祷も行っており、高額当選多数のチャンスセンターへのご祈祷も行っています。また、撫でると宝くじが当たるとも言われる「なで亀」像も!金運をしっかり呼び込んで、宝くじ当選を祈願しましょう!
宝くじ当選祈願祈祷付き
宝くじ当選祈願のご祈祷(通常は1万円お納めが必要です)も、ツアー代金にコミ込の特別プラン。
ViPツアーホームぺージより引用
酒列磯前神社で参拝した方々の当選総額が60億円以上ということでした。
酒列磯前神社の神様について
酒列磯前神社の神様は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大名持命(おおなもちのみこと)です。
少彦名命(すくなひこなのみこと)、大名持命(おおなもちのみこと)は、
国を創るために協力したとして、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大名持命(おおなもちのみこと)の神様を祀る神社は全国にも多くあるそうです。
酒列磯前神社のホームページには、この神話について下記のように記載してありました。
酒列磯前神社、由来について
平安時代に編纂された歴史書である「文徳天皇実録」によれば斉衡三年(856年)12月29日に常陸国鹿島郡大洗の海岸に御祭神大名持命・少彦名命が御降臨になり、塩焼きの一人に神がかりして、「我は大奈母知、少比古奈命なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」(現代意訳:私は大名持、少彦名命である。日本の国を造り終えてから東の海に去ったが、いま再び民衆を救うために帰ってきた。)と託宣され、当社「酒列磯前神社」が現在のひたちなか市磯崎町に創建され、また同時期に現在の東茨城郡大洗町には「大洗磯前神社」が創建されました。
酒列磯前神社ホームページより引用
少彦名命が酒列磯前神社の主祭神に、大名持命は大洗磯前神社の主祭神としてお祀りされるに至りました。
御創建の由緒からもわかるように酒列磯前神社と大洗磯前神社は二社で一つの兄弟神社となっております。
茨城県のひたちなか市にある酒列磯前神社の神様は日本の国を造り終えてから再度、民衆の為に戻ってきてくれたということです。
酒列磯前神社と大洗磯前神社は兄弟神社だった
856年の平安時代に、現在の茨城県である常陸国大洗磯前に大名持命(オオクニヌシノミコトの別名)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)が降臨され、この地の民を救うために降臨したいわれています。
茨城県大洗町に、『大洗磯前神社』が創建されると同時に、この酒列磯前神社も創建されたといわれ、この2つの神社は兄弟神社として有名です。
大洗磯前神社は、鳥居が海の岩場にあり、絶景の鳥居が見えるパワースポットとしても有名な場所です。
少彦名命(すくなひこなのみこと)、大名持命(おおなもちのみこと)の神様が写真の場所に降臨した神聖な場所として、多くの参拝者が必ずこの鳥居付近でお祈りをする姿が見られます。
危険がともなうため、鳥居のすぐそばにいくことは不可能ですが、離れていても神聖な空間を感じることはできることでしょう。
酒列磯前神社と大洗磯前神社を参拝する順番
兄弟神社として、酒列磯前神社と大洗磯前神社の両方を参拝した方がご利益があるという情報があり、参拝する順番なども気になる方もいるようです。
酒列磯前神社の巫女さまにお尋ねしたところ、決まった順番はないとのことでした。ただ、神社の存在を大切に思ってくださることが有難いことです。とおっしゃっていました。
ご利益だけを求めずに、感謝の気持ちと歴史の深さを感じながら酒列磯前神社を参拝してみてはいかがでしょうか。