茨城県大洗町にある大洗磯前神社は、神様が降臨したと言われている美しい鳥居があることで有名です。
スピリチュアル好きにはパワースポットとして有名な理由を紹介します。
大洗磯前神社がスピリチュアルで有名な理由3つ!
茨城県大洗町にある大洗磯前神社は、海沿いにあり、鳥居は海の岩場にそびえ立つ、海の守り神として有名です。
理由①神様が降臨した鳥居
大洗磯前神社の岩礁にそびえ立つ鳥居に神様が降臨したと言われています。
大洗磯前神社の神様は、少彦名命(すくなひこなのみこと)と大名持命(おおなもちのみこと)の神様が祀られています。
少彦名命(すくなひこなのみこと)と大名持命(おおなもちのみこと)の神様は日本国土を創建するのに協力して行ったと有名で、日本国土を創り終えたあとに、再度、東の国の民衆のために、大洗の海岸に戻ってきたいわれています。
この太平洋に向かって佇む鳥居は、神が降臨した鳥居として、人々に崇め奉られているのです。
夜や初日のとき、また波が荒い日など、様々な顔をみせる鳥居はまさに幻想的で美しい姿で守ってくださっています。
理由②守ってくれた御神水
2011年3月の東日本大震災では、大洗町の被害は大きかったと言えます。
近くに漁港もあり、津波の心配もありました。
しかし、海沿いに面している大洗町では、東日本大震災での死者は0人だったというのです。
ここでスピリチュアルのような不思議なお話が大洗磯前神社のホームページにありました。
御祭神は平安の書物に「大洗磯前薬師菩薩明神」とも書かれた文字通りの医薬の神様です。
境内から涌く水は眼病に効くといわれ明治時代まで「目さらしの井」があり、神社前の海岸は潮湯治(病気治療のため、海水につかること)で江戸時代から御祭神の御利益をいただこうと賑わっていたようです。
現在も霊験あらたかな御神水を求めて多くの方が遠方よりお越しになります。
大洗磯前神社ホームページより
東日本大震災のときは4mを超える津波が押し寄せていたのですね。
東日本大震災では4mの津波が押し寄せたにもかかわらず、大洗町では津波での死者はいませんでした。 「目さらしの井」があった辺りには今でも少し水が湧いていますが不思議なことに、この時には大量の水が湧き出しました。大洗町は断水していましたので、この御神水を求めて多くの町民が神社に訪れ、喉を潤すことで地震で沈んだ心が癒えた方が多くいらっしゃったと思います。
大洗磯前神社のホームページより
境内にある「目さらしの井」が大量に湧き出し、断水で困っていた町民たちを守ってくださったと言う不思議なお話です。
「目さらしの井」を飲水する際は、煮沸をするようにということでした。
理由③徳川光圀公とのつながり
徳川光圀公は、水戸黄門様で有名です。仏教を好かなかった水戸黄門様はこの大洗磯前神社を大変気にいていたことがわかります。
戦国時代の戦で荒れ果てた大洗磯前神社を見た水戸黄門が、「このままではいけない」と、神社を再建したのです。
本殿・拝殿・随神門を水戸2代藩主が徳川光圀公がはじめ、3代藩主のときに完成したということです。
大洗磯前神社と酒列磯前神社は兄弟神社だった
茨城県大洗町にある大洗磯前神社と茨城県ひたちなか市にある酒列磯前神社は、少彦名命(すくなひこなのみこと)と大名持命(おおなもちのみこと)が祀られている兄弟神社なのです。
茨城県ひたちなか市の酒列磯前神社は大洗磯前神社から車で約30分のところにあります。
大洗磯前神社とこの兄弟神社の酒列磯前神社を両方参拝することで、ご利益があると言われています。
どちらから参拝した方がよいのかと悩む方もいらっしゃいますが、参拝の順番について神社に問い合わせしたところ、順番は関係ないということでした。
大洗磯前神社と兄弟神社の酒列磯前神社もパワースポットで有名だった
大洗磯前神社と兄弟神社の酒列磯前神社は、宝くじ当選総額が60億円ということで、宝くじ当選祈願を行う参拝者で賑わっています。
宝くじに高額当選した方から寄贈された『幸運の亀』があります。
この『幸運の亀』の頭を撫でることでご利益があると言われています。
令和元年には、1等6億円の当選があったようです。
兄弟神社の酒列磯前神社も、大洗磯前神社も神様との深い繋がりを感じることができる神社ということから、パワースポットとして有名になったのでしょう。
茨城県にある大洗磯前神社に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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